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【自分を好きになる覚悟はできていますか?】嫌われる勇気 | 感想

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【自分を好きになる覚悟はできていますか?】嫌われる勇気 | 感想

本書の結論:自己肯定ではなく自己受容しよう

色々かいてはありましたが、この本の結論はこれなのかなと。

自己肯定ではなく自己受容、あまり聞きなれない言葉ですよね。

では自己肯定とは何でしょうか?本書の言葉を借りると、

自己肯定=できもしないのに「私はできる」「私は強い」と暗示をかける事

一見するとポジティブですしいろんなところで奨められている考え方ですが、本書では「自分に嘘をつく生き方」とバッサリ否定しています。

では自己受容とは何でしょうか?これも本書の言葉を借りると、

自己受容=できない自分を受け入れ、出来るようになるべく、前に進んでいく事

自己肯定では弱い自分を許しませんが、自己受容はそれを受け入れて出来るようになっていく事が大事なんだよ、という事ですね。

これが出来たら大抵の悩みは解決します。

出来ないことで悩むことはなくなりますし、挫折して歩みを止める事もありません。

その他にも今までの考えをバッサリ切り捨てられるような考え方がたくさんでてきますので、それらもいくつか見ていきたいと思います。

ちなみに今この本はAmazon audibleというオーディオブックサービスで無料でダウンロード可能です(正確に言うと最初の1冊はどれでも無料視聴可)

僕は電子書籍版と2つ持ってますが、圧倒的にオーディブル版の方が頭に入ってきます。

「嫌われる勇気」以外にも選べますので、気になるものがあれば是非視聴してみてください。

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◆この記事を書いた人

名前:かまだ

年間100冊以上は本を読みます。

前職がブライダル。

現在人材会社で営業管理職。

前職では月100~150時間の残業で精神を摩耗する日々。

転職したことによって残業時間が10分の1以下に、

年収は3倍になりました。

現在もキャリアアップを目指して勉強中。

トラウマを否定せよ【目的論と原因論】

正確には、過去の出来事によって未来の出来事は決定づけられてしまう「決定論」「原因論」を否定しています。

全ての物事に原因があり、原因によって何らかの出来事が引き起こされるのであれば、これから起きる事は全て過去に左右されちゃうけどそれってどうなのよ?という感じですね。

これ結構衝撃を受けませんか?

本書に出てくる例だと、引きこもりの青年が家から出られないのは、引きこもりになった原因=いじめや親からの過度の期待、ではなく自分自身が引きこもると決めたことにあると言っています。

これを原因論と対立して、「目的論」と呼んでいます。

引きこもりの青年は「引きこもる」という目的のもとで家から出ないのだと。

普通だったら、いじめや親からの期待による不安や恐怖が原因で引きこもった、と考えますが、あくまで不安や恐怖は引きこもるという目的を達成するために自分が作り出したものだと本書では述べています。

めちゃくちゃ辛辣ですよね笑

これ苦情とか来なかったのかな…。

すべての悩みは対人関係

「悩みを消し去るには、宇宙の中でたたひとりで生きるしかないのだ」

アドラーは全ての悩みは対人関係からくるものだとはっきり述べています。

ハラハラするテーマばかりですよね…、そんなにはっきり言っていいのか?という感じです。

例えば身長が小さいという悩みがあったとします。

これ自体は人間関係とは関係のない悩みだと思いますが、身長が小さい事で悩んでいる人はすべからく「誰かと比較して自分は身長が小さい」と悩んでいるのです。

逆に言えば、誰かから見れば自分が小さいと思っていた身長は別にそんなことはないですし、身長が小さい事で安心感を感じる事を与える事もできます。

劣等感というのは事実そのものに宿るのではなく、「他人との比較」から生まれるものなのです。

また今ある状態からよりよいものになろうとする上で、自分はまだ優れていないと考える事を「劣等感」

自分は人と比較して劣っているから、恥ずかしい、自分はダメなんだ、と言い訳にしてしまうのが「劣等コンプレックス」

アドラーはこれらを明確に分けており、前者であれば自己受容する上での健全な考え方だけど、後者は歩みを止めてしまう考え方として危険視しています。

他社の課題を切り捨てる

「承認欲求を否定する」

衝撃的な言葉がたくさん出てきますね。

あくまで私たちは他社の期待を満たすために生きているのではない、と本書でも書かれています。

私たちが承認欲求を求めてしまうのは、賞罰教育の影響であり、自然と何かをしたら褒めてもらう、罰を避ける為に動く、という考えが身についてしまっているようです。

「課題の分離」という考え方がこの章には出てきます。

今抱えている課題は誰のものなのか?自分のものなのか、他者のものなのか、それをはっきりさせ、他者の課題には踏み込まない。

例えば子供の勉強を例にすると、子供が勉強をしないのは誰の課題なのか、これは明確に子供の課題だと言えますが、ほとんどの親は子供の課題に踏み込んで強制的に解決しようと試みます(僕もそうです)

この押しつけがましい「あなたのことを思って」が本当は世間体などからくる「自分のため」の行動だと子供は気付いてしまうのです。

だから往々にして反発してくる(書いてて辛くなります笑)

では放任すればいいのかというとそれも違う。

課題を共有したうえで、それは子供自身の課題であること、そして自分にはそれを援助する用意がいつでもある事を伝える事。

これだけでいいのだそうです。

この章で、「自由とは他者から嫌われること」というタイトルに関係する言葉が出てきます。

気になる方は是非読んでみてください。

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世界の中心はどこにあるのか

対人関係のゴールは「共同体感覚」である。

これは学校や会社などの社会だけにおける話ではなく、過去や未来、全ての生き物、果ては宇宙全てを共同体として指しています。

何だか宗教みたいな話になってきましたね…。

ここでは自己への執着を他者への関心に変えていく事を推奨しています。

前章では、承認欲求を満たすことをやめよう。とありましたが、承認欲求を満たそうとする行為はたとえそれが相手の為になる行為だとしても「自己中心的」だとここでは述べられています。

自分が認められたいから、他者に積極的に介入している、という見方ですね。

そういわれると確かにそう思います。

世界の中心は自分なのではなく、あくまで自分は共同体の一部。

自分のした行為が何らかの形で共同体に寄与されることを実感しましょう、ということらしいです。

正直ここら辺は僕の中で理解度10%くらいでした…。

またアドラー心理学では「横の関係」を推奨しています。

「横の関係」では「ほめてもいけないし、叱ってもいけない」のだそうです。

ではどうするかというと、「ありがとう」「助かったよ」「嬉しいよ」といった感謝や喜びを共有することで、自分に価値を感じ次の行動にもまた繋がっていきます。

「いま、ここ」を真剣に生きる

「自己肯定ではなく、自己受容」

ここで僕が最も強いメッセージを受け取った言葉が出てきました。

前章にあった、自己への執着を他者への関心に変えるには3つの考え方が重要となります。

それが「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」です。

自己受容=できない自分を受け入れて、前に進んでいこうとすること、という事は冒頭で触れました。

では「他者信頼」「他者貢献」とは何かというと、

「他者信頼」=他者を信じるのに、一切の条件をつけないこと。無条件に信じる事。

「他者貢献」=仲間である他者に、何らかの形で貢献しようとする事。

となります。

自己受容と他社信頼をすることで、共同体感覚、つまり他者を「仲間」と感じる事ができ、それらに対する貢献意識が人生の幸福に繋がってきます。

周りを気にせず、課題を分離し、自分の課題を解決していく事で共同体の一部として貢献行動を果たしていく。

人生とは連続性の刹那であり、「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てる事で過去も未来も気にならなくなる。

これだけで十分に気が楽になる気がしませんか?

まとめ

幸福に生きる為の考え方

①原因論ではなく目的論で生きる

②他人と比較しない「健全な劣等感」を原動力とする

③課題を分離し、他者の課題には介入しない

④「横の関係」を作り、いかなる優劣も排除する

⑤自分を認め、人を信じ「いま、ここ」を生きることに全力を注ぐ

アドラー心理学はあくまで「哲学」なので人それぞれの解釈があっていいと思います。

僕がここにまとめたことにも主観が入っていますし、他の人が感想を書いたら全く別の捉え方もできるのではないでしょうか。

僕自身、この1冊でかなり楽になりましたし、人生を考えるうえでの重要な考え方を手に入れたと思っています。

おススメの1冊ですので、是非読んで(聴いて)みてください。

それでは!

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